おぎんちょ!です。
前回の続きです。
Aさんは本当にいい人だ。まさか運転してもいいなんて。
ビビってなんかいられませんよ。これを逃すと2度とチャンスはないでしょう。
休日のコンビナート内の道路はガラガラです。
何とかなるだろうと、ステップに足を掛け運転席によじ登ります。
もちろんAさんは助手席です。
中は以外に広くて(後にはベッドも)、飾り気のない無骨な男の仕事場って感じ。
高い運転席、いやコックピットから見下ろす景色はサイコ〜です。
バクバクの止まない心臓を深呼吸で押さえ、大きなハンドルを握り
いざ出発しようとしたその時。
「あれ?クラッチどこ?」
な、何とこのボルボはオートマなのですよ。 スゲ〜!
トレーラーもイージードライブの時代。でも燃費悪そう。
気を取り直し、ギアを入れ、何個もあるミラーを確認、ゆっくり慎重にスタート。
唸るディーゼルエンジンの音、心地よい振動。
でっかい車体からは想像できない軽いハンドル。
サイドミラーから見える、何処までも続く恐ろしく長〜い荷台。
(しかもクネクネしてます。)
大興奮ですよ。
休日のコンビナート内とはいえ一般公道ですからね。
そして更に深くアクセルを踏みこむ。ウォ〜!
頭の中には映画「コンボイ」のテーマ曲が!
ウォ〜!お次はZZトップだ!
サイコ〜!コレが夢なら夢精しそうだ・・・!
で、少し走って落ち着いてきた頃、
Aさん「運転大丈夫そうですね。大型免許は持ってるんでしょ?」
私「いいえ・・・。」
Aさん「エ、エ〜?!無いんですか!度胸ありますね〜!」
どうやらAさん、私のことトレーラーのみが未経験だと思っていたらしいのです。
いや〜残念〜。私の経験は3t車までですよ〜。(佐川急便が集配してるやつ)
他の車がいないのをいい事に、もうその後は完全に調子に乗って、
Aさん指導の下、直線バック、T字路での右バック、
方向転換までやってしまいましたよ!(やりすぎ・・・)
でも本当に、バックするのは超難しいですね。
どちらにハンドルを切ったらいいのか、すぐ判らなくなります。
一旦迷ってしまうと、もうパニックです。
コツは運転席のある車体全部を前輪だと考えるのです。
ですから、タイヤではなく車体全部をどちらに曲げるか、
それだけを考えるのです。わかります?難しいでしょ。
暇つぶし2D自動車シュミレーターの成果はありましたね。
無駄ではなかった。(実車でも何とかやりきりました。)
そして、渋々Aさんに運転を代わり、荷台を切り離し無事に入庫。
ほんの20分程でしたが
おぎんちょ!には夢のような時間でした。
牽引免許はおろか大型車の経験も無い素人が、いきなり一般公道で
トレーラーを走らせるなんて、今から思えば無謀ですが・・・。
Aさん本当に有難うございました。
PS Aさんに迷惑が掛かるといけないので
実際の画像は控えさせていただきます。
(ケイタイに保存して、たまに見てニヤついてます。)
おまわりさん、免許無いのにごめんなさい。 やっぱり。
ダラダラのトレーラーシリーズにお付き合い頂き有難うございました。